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楽園に還れキャッチコピー

永遠に続け 1 あらすじ

はるか昔。人が、老いも渇きも知らず、寿命も持たず、永遠に生きる存在だった頃。

全土を統治するただひとつの「王国」の元で、人々は法により生命の安全と秩序が保証された日々を送っていた。

いつかその「終わりのない世界」にも終わりがくるのだということを、知らないまま。

とある街で警備兵をしている青年は、雨の日に倒れていた人影を見つけ介抱する。

その相手の首には、重罪人に嵌められる枷がつけられていた…。

もし、この世で起こる全ての出来事が、因果の関係で説明つけられるというのなら。

この出会いは、確かに、世界を変えた。

架空の世界を舞台としたシリーズ漫画『楽園に還れ』の第2章・1話目です。

(11ページまで公開/続き物)

キャラクター

釐於子(リオス)

釐於子(リオス)

西方の街・虎白(コハク)郡にて、住居区の私服警備兵を務める青年。

仕事にはあまり熱心でないが、そこそこ義理堅い性格で、街に配属されたばかりの頃に行方不明になった同僚・衙佼(ガコウ)の行方を、20年経った今でも密かに探している。

※なお、この時代において『仕事』は全ての人に適性に応じて割り振られ、基本的に自ら選ぶことはできない。

※寿命というものが存在しない世界のため、人は老いることがない。そのため、年齢というものも存在しない。

星亜(セイア)

星亜(セイア)

雨の夜に、路地裏で倒れていたところを釐於子に拾われた。星亜という名前以外は、何も…所属や身分など全てを持たないと自称する、謎の人物。

その首には、身分証の代わりに、罪人に嵌められる首枷が付けられているが…?

※王国の身分制に属し、就労の義務を果たすことで、すべての人々は最低限の生活を送るのに必要な収入を定期的に得ることができる。その枠組みから外れることは、いわば社会的な死を意味する。

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