大学生の青年・高梨里雄は、朝起きて、昨夜の飲みの帰りに携帯を落としてしまったことに気づく。
アパートのドアを開けるとそこには、落とした携帯を持って寝ている一人の子どもがいた。
不可思議な服を身につけ、聞き慣れない言葉を喋るその子は、里雄にひとつの質問を投げかける。
『この世界の人々は、幸せな生活を送っているのか?』と……。
(見開き/44ページ読み切り)
高梨里雄
都内で一人暮らしをしている大学3年生の青年。
お好み焼き屋でバイトをしている。
本業(?)の大学の方はややサボりがちで、密かに単位も危ないらしい。
セーマ
里雄のアパートの前で寝ていた謎の子ども。
不思議な衣装を身に着けており、まるで別の世界からきたかのように振る舞う。
「この世界の人々が幸せかどうか」にこだわっているが、その真意は…?
© 2011 CyberStage Allright reserved.