文化と芸術の都メルペーネで、国立芸術劇場の歌姫・ニッソベルタが謎の自殺を遂げた。
マネージャーの青年・ヴィンサースは、彼女の死の原因を求めてとある辺境の村へと向かう。
村に伝わる、伝説の「鳥の実る樹」に僅かな手掛かりを見出して…
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ヴィンサース
国立芸術劇場で働く青年。
突然死した歌姫・ニッソベルタのマネージャーを長年務めていた。
事件の後、マスコミはこぞって歌姫の死因を探ろうとしたが、最もその究明を願っていたのはむしろ彼の方だった。
サリゼ
辺境の村・エルサドで暮らす少女。
村の長の娘で、勝ち気な性格。
村人全体が排他的な印象だが、彼女も例外ではない。
「鳥の実る樹」について何かを知っているらしい。
デニ
サリゼの弟。
幼さ故か好奇心旺盛で、村の外から来た人間にも警戒心を抱いていない。
姉には頭が上がらないらしい。
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